支付宝(アリペイ)は、中国人向けのキャッシュレス・スマホ決済サービスではありますが、日本人も使えます。では、どうやって使うかというと、以下の2通りがあります。

・中国国内の銀行支店で口座を開設してアリペイを使う
・国際クレジットカードを利用してアリペイを使う

となります。

基本的に、日本の銀行口座引き落としや、国内のクレジットカードでアリペイを使うことはできません。アリペイは非常に便利なので、中国国外からも簡単に利用できればいいのですが、2019年2月現在では、中国の国内に特化しています。

ただし、iPhoneやAndroidにもインストールできます。アップストアの審査に通っているので、ダウンロードできるということです。そのかわり、日本人には使える範囲が限定的です。

日本人とキャッシュレス

日本人はキャッシュレスにあまり馴染みがないといわれており、現金主義の方が非常に多いのが国際的にも特徴です。なぜ現金主義が多いのか?それはあまり効率を重んじない国民性であるということも挙げられますし、同時に高齢者が多いためキャッシュレスになじみがないというのも挙げられます。

たとえば、自宅に現金をタンス預金している人も非常に多いというのです。第一生命経済研究所の調べでは、43兆円ものタンス預金があります。そしてそれを含んだ現預金の総額は930兆円にものぼるというのですから驚きです。

アリペイの市場を考えるとき、どの程度の市場規模があると考えればよいのでしょうか。アリペイというアプリは、日常生活での支払いを便利にしてくれるものです。よって、たとえば家賃をアリペイで払う人はいませんから、コンビニの支払い、きっぷの支払い、飲食代の支払い、小売店での支払いといったシーンが考えられます。

そして、個人消費の額は、2017年の時点において、小売販売額は142兆5140億円となっています。こちらは上下ありながらも、キャッシュレス市場としては十分です。

http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikeizai/kako/20180416minikeizai.html

市場規模としては非常に大きなものです。

日本人版アリペイ

アリペイが非常に進んでいることを知って、日本版のアリペイができないものだろうか、日本人にもアリペイのようなものが使えないだろうか、と思われるかもしれません。日本は市場が大きい割に、キャッシュレス社会が進んでいないことは先程見たとおりです。

しかし、2018年12月に、ソフトバンク系列のPayPayが100億円規模の還元キャンペーンを展開し、20%ものバック率だったことから、500万人近いアプリダウンロードとアプリの起動ユーザーがいたとされます。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000007396.html

このPayPayアプリは、若者を中心に一気に口コミで広がり、500万人近いダウンロードユーザを抱えました。ただし、PayPayはクレジットカードを登録するだけで、本人確認がないなど、少し特殊なアプリであることは留意しなければなりません。

日本の小売業界とアリペイ

一方で、日本にはアリペイで決済できる小売店がほとんどないのが現状です。コンビニエンスストアのローソン、ドラッグストアのマツモトキヨシなどが、全店でアリペイ決済が可能になったことは中国でもニュースになりました。

アリペイは中国人の強い購買力を背景にした、決済アプリであり、導入にもほとんど手間はかかりません。スマホでの決済ができれば、中国人にとってもメリットは大きく、両替の手間がかかる日本円を持ち歩かなくてよいというメリットがあるのです。

中国人に限らず、観光客にとって旅先のお金を管理するということは、とても面倒なことです。治安がいいので盗難の恐れはないとしても、アプリで気軽に決済できれば、こんなに便利なことはありません。

まだまだ日本の小売業界には、アリペイ決済は導入されていません。中国人が多く訪日していることは頭ではわかっていても、実際に自分の眼の前で、決済に困るお客様や、「アリペイで決済できませんか?」と聞かれることがないかぎり、その必要性に気が付かないのではないでしょうか。

アリペイを導入しましょう

日本ではまだまだアリペイ決済の導入が進んでいません。理由はいろいろありますが、中国の方がどうというよりは、外国人観光客そのものに慣れておらず、イメージができていないのではないでしょうか。

同時に、「アリペイ導入にはコストがかかる」という先入観があるのかもしれません。アリペイはQRコード決済のため、QRコードが表示できれば、まったく問題ありません。あとは、決済したQRコードの各取引を、システムで入金管理するだけです。

弊社への手数料を数パーセントお支払いいただければ、あとは全額、ご自身の収益になります。アリペイの導入にはほとんど手間がかからず、何ならアリペイの導入すら、アプリでできてしまうのです。

それが、今回ご紹介する「UnivaPay StoreApp」(ユニバペイ)であり、ユニバペイならアプリのダウンロードをしていただいて、弊社からご送付するIDとパスワードを入力すれば、あとは中国人のお客様が決済時にスマホを取り出しますので、自身のスマホやタブレットと重ねて、ピッとするだけで決済が終了します。

この決済を自前でやろうとしたらとてつもない費用がかかります。しかし、ユニバペイなら、アプリだけで済むのですから、導入にほとんどコストもかかりませんし、リスクもあまりないと考えられます。

スマホやタブレットが導入しづらいお店には、別途お店独自のQRコードを印刷することも可能ですので、レジ横に貼りだすだけで、決済が可能です。こうした独自のサービスは弊社だけですのでぜひご利用ください。

ユニバペイは導入が非常に簡単。手間もかかりません。アリペイだけでなく、PayPayやd払い、そしてアリペイ最大のライバルであるウィーチャット払いも可能です。

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